骨盤矯正・姿勢矯正

体のバランスはほとんどの方が自覚されていません。関節の固い部分や前後・左右のバランスをチェックすることから始まります。目に見えるゆがみであれば写真を撮ってご自身の姿勢、左右バランスを客観的にみてもらいます。

痛みの場所が左右どちらかに偏っている人は要注意です。

仕事柄、パソコンが体の正面にない人や体を少し捻った体勢で作業をしている人は必ずといっていいほどゆがんでいます。

身体のゆがみの状態は高さのずれがある方、ねじれている方など人それぞれ違います。1つの骨だけがずれている場合もあれば全体的にずれている場合もあります。

ただ、人間はどこかにずれが生じるとそれをかばうように他がずれます。

例を挙げると右の骨盤の関節（仙腸関節）が後ろにずれるとそれを補うように右肩は前にずれます。いわゆる巻き肩です。

患者様のゆがみの程度、ご本人に合った矯正方法などをお伝えします。

骨盤矯正や姿勢矯正をいきなり施術するのでなく動かしたい関節に関係している筋肉を中心に筋肉の調整を行います。これは関節に無理な力が加わるのを防ぐためです。

骨盤や背骨のゆがみは筋肉に過度な負荷を与えるためまずはそういった筋肉をゆるめていきます。

筋肉や靱帯（いわゆるすじ）の痛みは上記で述べたゆがみによる筋肉の負荷により起こることが多いです。矯正治療が根本治療といわれるのはそのためです。

骨盤矯正や姿勢矯正は関節の動きをみながらミリ単位で調節します。

動きが硬い部分は刺激を入れて動きを付け、関節周囲の緊張も同時に取ります。ずれに関してはどの方向にずれているかを再確認し、戻す方向へアプローチしていきます。ずれている際は正しい姿勢に戻してからその状態を維持するための意識のもっていき方やセルフケアも指導していきます。

後屈可動域の改善

施術前にチェックしたずれを確認します。主訴が痛みであればその有無を確認してもらいます。シルエットや客観的な姿勢であれば写真を再度撮り、比較していきます。

もちろん若ければ若いほど痛みも見た目も変わりやすいです。

ただ年齢のせいだけが痛みの原因ではありません。実際、90代でも元気に生活している人がいることから、単なる年齢による衰えとは別の原因が痛みを引き起こしているということです。それが姿勢や関節のゆがみや硬さの人も大勢います。

70代女性猫背の改善

一度矯正をすることでゆがみを戻した状態がキープできれば良いのですが、長い間体にしみついたゆがんだ状態は元に戻ろうとします。そうならないための日常の生活の注意点や今後の施術の計画をお伝えします。